歯医者で明らかになった衝撃の真実。

 左下の犬歯が虫歯になったため近所の歯医者へ行った。ここの先生は今までにかかった中でも一番うまい先生で、とにかく治療が丁寧、痛くないように、痛くないようにやってくれるから助かる。おかげで恐怖感を抱かずに、安心して口を開けることが出来るわけだ。
 虫歯は結構根が深かったらしく、治療には麻酔を使うことになった。なにしろ丁寧な先生、麻酔は四段階に分けてゆっくりと注射する。最初は表面を広範囲にわたって点々と、そこが麻痺したところでもう少し深く、それが効いてきてから神経のところまでずぶずぶと注入する、という手順だ。この注射、最初の麻酔のおかげでまったく痛くないのだが、じわじわ〜と麻酔が広がっていく感触だけは感じられるのである。この神経を侵される感じがなんだか嫌だ。
 治療はすぐ終わったが、麻酔がまだ効いているため唇の感覚が無く、口がしっかり閉じられないのには閉口する(どっちだ)。幼稚園のときやはり下の前歯が虫歯になって麻酔を注射され、フニャフニャした唇が気になっていじりまくっていたところタラコ並みにまるまると膨れ上がってしまったことがあったが、その時以来の感覚だ。
 ところで、治療に入る際に先生が看護婦さんに指示を出し、「すいまー取って」と言っていた。



…すいまー?
と思ったら案の定看護婦さんが手にしてきたのは麻酔の注射器。先生、それって「まいうー」と同じ感覚ですよね。あれですか、業界用語ってやつですか。いやー知らなかったなあ。注射されてる最中もその響きがおかしくってニヤケるのを堪えるのが大変でしたよ(^∀^)。
 以下は歯医者に行く前にぜひ見るべき映画(←極悪)

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