「L.A.コンフィデンシャル」追記

 また見る機会があったのでちょこっとだけ途中を見たら、更にいくつか新たな発見が。
 一つ目はハリウッドネタの細かさ。「白ユリの館」の様子が描かれるシーンで、よく見るとお客のおっさんの一人がくるくるヘアーの幼女に相手されている。後姿だけなのでなんともいえないが、ひょっとしてシャーリー・テンプルちゃんのそっくりさんという設定?それと、リンの家で映写されている映画にはヴェロニカ・レイクだけでなくアラン・ラッド(「シェーン」!)らしい人の姿も。どんな映画なのか見てみたい。
 二つ目。ジャック・ヴィンセンズ刑事がドラマ「名誉のバッジ」の顧問に復帰したとき"Jack's back!"と言いながら自分の背中を指差しているのに気がついた。これ、韻を踏んでいるのみならず「ジャックが帰ってきたぞ」と「ジャックの背中」を掛けた駄洒落だったのだ。また、この人は「ホモ殺し」と言う時に"homicide(殺人)"とホモを引っ掛けて"HOMOcide"といっている。オサレ刑事のフリして実はこんなにオヤジギャグ全開なキャラだったのか…とびっくり。そしてオヤジギャグを言う時ちょっと得意げな笑顔になるのがまた芸が細かい。うまい、うますぎるぞケヴィン・スペイシー