2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「バスター・キートン自伝 わが素晴らしきドタバタ喜劇の世界」(筑摩書房)

だいぶ前に図書館から借りていた本。やっと読み終えることが出来た。キートンファンとしてはいつかは読まなければ!と思っていただけに読了できて感激。内容も期待にたがわず面白く、映画同様楽しい語り口に感心しっぱなしだった。っていうかこれは名著です…

予告編特集。

面白そうな映画をAppleのトレイラー置き場からピックアップ。・ULTRAVIOLET http://www.apple.com/trailers/sony_pictures/ultraviolet/ 既視感バリバリの映像だと思ったら、監督・脚本があの「リベリオン」と同じ人でした。どうりで。ガン=カタは今回も炸裂…

怒涛の〆切攻めを脱出する。

いやあ、大変でした。4800字レポ〆切前日の24日にカゼ発症、38.2度の高熱にうなされあえなく撃沈。やっと回復したらエントリーシートの方が28日〆切ってんでまずこっちをぎりぎりまでかかって書き上げ、終わったら即レポートに突入。今朝やっと書き上げまし…

「スイング・タイム(有頂天時代)」(1936年、米)

明日がレポート提出期限(そして半分も終わっていない)という状況の中で、敢えて映画鑑賞を行う勇気。人はそれを現実逃避と呼ぶ。 というわけで、浮世の憂さを晴らすにはやはりアステア&ロジャースコンビだろう+「THE有頂天ホテル」ヒット記念という理…

「私と20世紀のクロニクル」

(ドナルド・キーン著、読売新聞に毎週土曜日連載中) ドナルド・キーンといったら「安部公房と対談とかしてた人」と言う程度の 認識しかなかった公房ファン初心者の私。でも気になったので読んでみたら、 かなり面白かった。野球音痴で凹むドナルド少年がか…

地獄のようなレポ&テストの嵐が一段落(←ここ重要。"終了"に非ず)。 特に司書課程はきつかった・・・。 来週一週間は上級英語テスト、インターンシップ選考面接、レポート提出 (4800字・・・)、異文化理解(「ブレインデッド」を見させられたあの授業) テスト…

「ミクロの決死圏」(1966年、米)

政府要人を手術するためミクロ化して患者の体内に入り込むクルーの冒険を描くSF。 (注:ネタバレあります) 古い映画の宿命と言うか、やっぱり特撮は今見るとチープな感じは否めないが、とても頑張って作っているのはよくわかるし、美的にも悪くないのでそ…

「戦士たちの挽歌」(角川文庫)

というわけで、フォーサイスが気に入ったのでほかの作品も読んでみる。 これは長めの短編が三つ入った短編集だが、クールな語り口がかっこいい。面白い。 短くて読みやすそうだったので、最後の一編「奇跡の値段」から読んだが、これはなんとなくオチが読め…

「マンハッタンの怪人」(角川文庫)

映画を見たついでに、本にも手を出して見る。 あの名作映画「ジャッカルの日」の原作を書いたフレデリック・フォーサイスによる「オペラ座の怪人」の後日譚!?ということで、どんなことになっているのやら、興味津々で読んでみた。・・・うむ・・・なんか違うぞ(…

「オペラの怪人」(1925年、米)

ガストン・ルルーの原作を「千の顔を持つ男」と呼ばれた怪奇映画の大スター、ロン・チャニー主演で映画化。アンドリュー・ロイド・ウェバーによるミュージカル化作品が有名だが、これはもちろんそれよりずっと前の作品なので、あの「ジャジャジャジャジャー…

司書課程雑感。

レポの参考図書は幸いにも予約が入っておらず、無事延長できました。 やれやれ。 今日の司書課程の授業で面白かったのが、1950年ごろに製作された日本の図書館のプロモーション・フィルム。当時まだアメリカの占領が続いていたので、作ったのもアメリカ。タイ…

司書課程の課題に苦しめられております。 レポ〆切は来週水曜だし余裕じゃん・・・と油断していたら、 冬休み前に図書館から借りた参考図書の返却期限が明後日だということに気づき血の気が引く。 これは・・・ 一度返したらおそらく〆切前に借り直すことは不可能…

「メトロポリス」(1926年、独)

ドイツの巨匠フリッツ・ラングによる、サイレント期SF映画の金字塔。 「カリガリ博士」といい「吸血鬼ノスフェラトゥ」といい、この時代のドイツ映画は素晴らしすぎる。ドイツ表現主義と呼ばれた独特の暗さと妖しさ、シャープさをもつ美術表現は今見ても斬…

「ゆりかごを揺らす手」(1992年、米)

内容をさくっと表すと、「逆恨みで復讐しに来る美人ベビーシッターの恐怖」。 「L.A.コンフィデンシャル」のカーティス・ハンソン監督だけあって、非常にしっかりした見ごたえの有るつくりになっている。特に見事なのがアマンダ・シルヴァーの脚本で、女性の…

「クライマーズ・ハイ」(前・後編)

去年NHKで放送された、横山秀夫原作のドラマ。 ビデオに録ったままだったのをすんごく遅れて見る。 面白かった。佐藤浩市かっこいい。 ただ、なんか見ていて心労の溜まる話だった(笑)。

「PLUTO」(ビッグコミック・オリジナル)

アトム君がぶんぶん飛んでいるだけでうれしくなってしまう。 あのラストは、天馬博士の登場が確定したとみて良いのだろうか? どんなビジュアルで出てくるのか楽しみ。

「刑事コロンボ 黒のエチュード」

ビデオに録りだめしていたものを見る。年末のコロンボ四連打と年始の古畑三連打で倒叙ミステリ三昧の日々。美味しい。 犯人ジョン・カサヴェテスの奥さん役のブライス・ダナーが娘(グウィネス・パルトロウ)に激似でびっくり。でも娘よりまろやか顔で美人か…

明けましておめでとうございます。 今年もよろしく。