2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「悪魔のような女」

「恐怖の報酬」の他の追随を許さない最強のサスペンスぶりと比べると若干弱いことは否めないが、それでも十分楽しめる傑作。これだけありがちな題材なのに次どうなるかが気になってしまい目が離せないのはひとえに演出の丁寧さと巧みさによるものだろう。 凄…

「アルジャーノンに花束を」(旧題:まごころを君に)

二度目の鑑賞。前に見たときよりも面白かったけど、やっぱり途中で挿入される意味もなくサイケ風というか前衛っぽい映像が時代を感じさせてこっ恥ずかしい。テーマ的にももっと落ち着いた演出の方が合ってると思うんだけどな。あとあの原作ラストのシメの台…

「フォーガットン」

見る前に散々酷評を読んでいたので、一体どんな酷い出来だと興味津々で見てみた。心構えが出来ていたせいかそれほど酷いとは思わなかったが、まあ、何にも知らず真面目に見ていたら怒ったかもしれない(笑)。とりあえず「前半はサスペンス風味だが、後半は…

「コープス・ブライド」

嫁さんとのラブラブ生活がうまくいっているせいか最近負のオーラが明らかに不足しているティム・バートン。「ビッグ・フィッシュ」も「チョコレート工場」も評判ほどには楽しめなかったのですが、この「コープス・ブライド」だけは予告を見た瞬間に「おかえ…

「ウォルター少年と、夏の休日」

カッコイイ&お茶目なおっさん・じいさん好きにはたまらない映画。ロバート・デュバルとマイケル・ケインにひたすら惚れる。 しかし、これ以上無いくらいのストレートな冒険物語が、「現在からの回想(過去)」+「過去からの回想(大過去)」というふうに二…

近所の串揚げ料理屋で岩牡蠣を頼んだら、親子合体した牡蠣が出てきました。これだけ大きい(実だけで15cm近くあった)ので殻がくっついてるってのは珍しいんだそうです。 美味しかった〜。

「となりのトトロ」

おおおおー久々に見るとやっぱり超絶的に出来が良い! 特に、台詞もアクションも無い”静”の場面の演出が上手すぎて痺れる。 透明感のある雰囲気、懐かしい空気。なんと言うこともない光景や仕草の一つ一つに見入ってしまうような魅力がある。 背景画の色彩の…

筆記落ちた…。久々の失敗でショックでかいわぁ。 でも直前の筆記対策で勉強意欲が再燃したのが救い。 卒論に向けて頑張ろうっと。

大学の近所の古本屋で本を購入。一冊百円也。 以前にバイト先の塾で教えていたキングファンの子が面白いといっていたので。ナイトシフト〈2〉トウモロコシ畑の子供たち (扶桑社ミステリー)作者: スティーヴンキング,高畠文夫出版社/メーカー: 扶桑社発売日: …

たまには愚痴ってみたり。

バイト先の上司のマイノリティを虐げて得意げになるサディストっぷりには辟易。 でも現在は実績が無いから文句言える立場にないんだよなあ。 おのれ、いつかギャフンと言わせてやる(いや、「ギャフン」なんて言う人間いないから)!

「ハウルの動く城」

前評判が悪かったので期待せずに見たら、かなり面白い作品だった。 まず素敵なのが、靄の中から姿を現す巨大な「動く城」と、それを見ても驚かない羊たち(笑)。世界の雰囲気が一発でわかるナイスなファーストシーンです。 で、前半は微妙。かわいいんだけ…

「担へ銃」

中学の時に社会科の時間に見たのを懐かしく思い出したので、久しぶりに見てみました。 「あ、このシーン覚えてる!」とか、そういう意味では面白かったんですが… うおー、やっぱりチャップリンて体質的に合わねぇ〜(爆)! ギャグの奇想天外さとか演出の突…

最後のレポートを提出し終わりました。今日から夏休み〜(^^)

久々にスーツを着てヒール付の靴を履き筆記試験へ。暑いし足は疲れるしで、知らない間に体がすっかりだらけモードに突入していたことを実感しました。筆記試験は手応えありだけど、採用人数が少ないから他の人の出来如何かな。

「ぼくの伯父さんの休暇」

全世界の”かわいいおじさん”フェチのハートをジャストミートに直撃する真打、ユロおじさんの登場です。 ジャック・タチってばギャグと演出のセンスがかわいすぎだよ。 個人的に大好きなのは、まだおしめも取れないようなちっちゃい男の子が両手にアイスクリ…

「ミッション:インポッシブル」

テレビでやってるんでまた見ちゃってます。 ところで前回見たとき気になったんですが、例の赤と緑のガム、最後に使う時トムがめっちゃ決め台詞っぽく「Red light, green light!」って言ってたんですよね。 いやそんな力いっぱい叫ぶ台詞じゃないだろ〜ガムの…

「マタンゴ」

えぐっ!なんてエグい話じゃ。 とりあえずキノコのビジュアルがえぐい(最初に見つけた標本キノコが形状的に「巨大エリンギ」だったのは笑えたけど)。 さらに登場人物のドロドロした感情がえぐい。出てくる人みんなイヤな奴すぎ。最初っから抜け駆けする気…

「真昼の決闘」

もう何度も見てるんですが、「ローハイド」で斥候のピート・ノーランを演じてイイ味を出していたシェブ・ウーリーが出ていたらしいので、確認してみました。 思いっきり出てました。 ゲーリー・クーパーの保安官を襲いに来る四人の悪役の一人です(ちなみに…

「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」

ジョニー・キャッシュ悪い男やなあ。煮え切らない態度で優柔不断で自分勝手でヤク中で。女を泣かす悪いヤツめ。でも、女の人ってそういうところに惚れちゃうんだよなあ。 個人的にカントリーに燃えられない性質なのでうまくドラマの流れに乗れず損した気分。…

「フライトプラン」

予告を見たときはヒッチコックの「バルカン超特急」のパクリ?と思ったけど、内容はあんまり似てなくて、イヤ〜な感じのする映画でした(笑)。※以下、ネタバレあります。 前半が何しろ非道い。登場人物がみんな感じ悪くて誰にも感情移入できない。ジョディ…

「The Prestige」予告編

http://www.apple.com/trailers/touchstone/theprestige/ クリストファー・プリースト(この人名前はよく聞くんだけど作品は読んだことないなあ)の小説『奇術師』の映画化らしいです。キャストがヒュー・ジャックマンにクリスチャン・ベール(チャンベール。…

フェイク・トレイラー特集

今月号の「Cut」でちょこっと紹介されていたフェイク・トレイラー(ファンが既存の映像と音声を切り貼りし、ぜんぜん違う内容に改造したニセ予告編)を見てみました。 ・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを「ブロークバック・マウンテン」風味…

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」

イイ男満載の豪華キャスト映画。なのは良いんだけど、いかんせん出てくる男が皆ゴツ系の二枚目なため、お耽美な作風とのミスマッチ具合が甚だしい。今度作るときはもうちょっと線の細いキャストでお願いします。 キルスティン・ダンストのふてぶてしい美少女…

「タワーリング・インフェルノ」

なんて面白いんだ畜生。 何が凄いって、ペース配分の完璧さ。イベントの時間配分とタイミングがドンピシャなので、二時間四十五分の長丁場で一箇所も飽きるところがありません。次から次へとタイミングよく訪れるトラブルの数々に、もう目は画面に釘付けです…

「女の園」見逃したー!

授業と授業の間が空いていて暇だったので、神田の古書店街へGO。 そしたらめちゃめちゃ素敵なお店を見つけました。 http://www.book-wave.com/ http://www.abaj.gr.jp/ogawatosho/index-j.htm#top 英語関係の古書がずらっと並んでいて、なんかもうワー☆っ…

「お嬢さん乾杯!」

木下恵介作品で一番好きなのが「破れ太鼓」な私。当然のように同系統のこの作品もツボでした。後期の仰々しい感動路線もいいんだけど、木下さんはやっぱりこういうノー天気なコメディがいいなァ。さすがにルビッチとかワイルダーと比べたら洗練度においては…

「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」

先日「キング・コング」(2005年版)をDVDで見た際、劇場で見た時と比べてあまりに迫力が目減りしていたためかなりがっかりしたのだが(いや、それでも最近のアクションものの中では出色の出来なんだけどね…この目減り具合は「ジュラシック・パーク」以来…