高校の時の友達と御茶ノ水散策。神保町の方までぶらぶら歩いてたら非常にナイスなお店を見つけました。

その名も「純喫茶ロザリオ」。

何が純なのか他の喫茶には不純物でも混じっているのかよくわかりませんが、なんとなく凄そうなことだけは確か(と思ったら、はてなダイアリーのキーワードに、純喫茶とは「喫茶店の中でもアルコールのメニューを置いていない店のこと。」としっかり書いてあった。なーんだ、意外と普通…。でも一つ利口になったぞ)。
近寄ってみると、地下へと続く狭い怪しい階段…。「やすらぎの場」としてテレビで取り上げられたこともあるらしい。
で、妙にそそられたんで入ってみることにしました。
お店の中は意外と広く、お客さんもぼちぼち。薄暗い照明と懐かしい感じの家具装飾品がたまりません。経営してるのはおばあちゃん二人?で、なんかかわいい。
全体的に七十年代初頭の雰囲気(その時代を知っているわけじゃないけど。あくまでイメージです)。自分が座った席からはちょっと遠くてよく見えませんでしたが、奥の方のテーブルはゲームがついてるやつらしい。「タッチ」の再放送以外で見たの初めてだよ(喜)!
メニューは黄ばみまくり、かつ全て手書き。品物や値段が変わったところの修正も紙を貼るなどという野暮なことはせず上書きオンリーです(メニューの中に「ミルクスジュース」という謎の存在が書かれていたが、ちょっと怖くて手が出せなかった。「ミックスジュース」の書き間違いであって欲しい)。さすが神保町、喫茶店のメニューからも古書の香りが漂ってくるとは…。
昼食は済ませてあったので、友達はココアフロート、私はレモンスカッシュを注文しました(どちらも480円)。こちらも古めかしい味わいで懐かしさバリバリ。素晴らしい。レモンスカッシュは旨いです。ただ、ココアフロートはなぜか生温かったorz。
全体として非常に雰囲気の良いお店でした。椅子もすわり心地が良いし、長居したくなる感じ。今度は雑炊も食べてみよう。

以下は関連リンクです。どうぞ。
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/11751.html
http://www.geocities.jp/mashigodfather/coffee01.html
http://f-room.at.webry.info/200503/article_7.html
http://enjoo.com/rakugo/shouten/kiisa04.htm←こちらのページは純喫茶特集になっていて面白いです。ロザリオも純喫茶ナンバー19として出ています。