「鉄道員」
見る前の勝手なイメージで「ほのぼのとした人情モノ」だと思っていたのですが、実際見てみたらとんでもない、無茶苦茶シビアで殺伐とした話でした。
名作、と呼ばれている割にはちと薄味な気もしないでもないけど、とても良い作品です。切ない音楽が素晴らしいです。
それから子役の少年がとにかく可愛いです。顔はちょっと老けてるんだけど、表情の作り方とか仕草とかしゃべり方が最高。イタリア語とフランス語は子供がしゃべると可愛さ十割増ですねー。
あと、お母さん役の俳優さんがいい演技でした。昔の松竹映画のお母さんみたいな感じで。
そういえば、途中の流れはちょっと「激シリアス版『破れ太鼓』」という風にも見えました。
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