「マッハ!!!!!!!!」

もうすぐ家族旅行でタイに行くので、予習も兼ねて(笑)見てみました。
感想としては単純にこれしかないと思うのを一言。


トニー・ジャー凄ぇーーーー!!!!」


これは惚れるしかない…。
身体能力高すぎです。
顔がちょっと田畑智子をクドくしたみたいで可愛いです。
香港映画の軽快な動きとハイテンションで魅せるカンフーもいいんだけど、
骨太で腹にズシンと来る、ストイックに徹したムエタイもめちゃめちゃかっこいいです。
しかも笑いが無いのではなく、アクション描写がリアルかつボリュームたっぷりなので結果として肘打ち一つ取っても過激すぎる「ドツキ」に見えてしまうのが恐ろしい(笑)。凄すぎてヘラヘラ笑っちゃいます。

ストーリーは単純に王道なんで安心して楽しめる仕上がり。ラストに向けて加速度的に盛り上がる(燃え上がる)展開は「わかってるなあ!」という感じです。序盤は抑えて、その分後半にいくつもの見せ場を持ってくる構成のおかげで見終わった後の満足度はかなり高。ファイヤーキックとか仏像パワーで復活するシーンなんて興奮必至ですよ。
お笑い担当のハムレイ君は最初「なんてダメなやつだ!」と憤りながら見ていたんですが、アクションシーンになると小手先のワザを駆使して意外と頑張っていたので最後には応援してしまいました。
それから、タイの風俗描写も雰囲気があって好き。
生活の全てが仏教と密接に関わっているっていうのがわかって新鮮でした。っていうか将来の進路の選択肢の中に必ず「出家」が含まれてるのが単純に凄いなァと感心しましたね。
あと、見終わった後、「仏像は大事にしなきゃな」って思いました(笑)。