「X-MEN2」

1の怨念エネルギーが減った分アクションが増量されて見やすくなりました。面白かった。
1を見たときにマグニートーとミスティークのかっこよさに惚れたので「この二人が主役で極悪な人間と戦う展開がいいなあ」と思ってたら、この2では実際にそういう感じの流れになってくれたので嬉しかったです。流石、悪玉萌えのブライアン・シンガー、わかってらっしゃる。
あと、1,2ともに善玉の方が能力を生かしきれてなくて魅力が薄い感じがしたのですが、今回なぜだかわかりました。プロフェッサーX、サイクロップス、ストーム、みんな正義の味方にもかかわらず、不特定多数を標的にした大規模破壊の方が映像的に見栄えのする能力なんです。つまりぶっちゃけテロリスト向き。敵だったら凄く倒し甲斐がありそうだなーという感じ。一般人に被害が出ないようにするとなるとピンポイント攻撃を余儀なくされるけど、そうなると彼らくらいの大きい能力の使い方としてはちまちましすぎてるんですよね。コミックスでやる分には良かったのかもしれないけど、映画となると映像的な迫力への期待度が高まるので、必然的に不完全燃焼な感じが増したようです。変更するわけにも行かないのでどうしようもないとはいえ、このあたり、敵味方の能力設定間違えてると思います。
でも全体的には面白かったので良かったです。3も見たくなったなー。