ライラの冒険シリーズ

黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)

黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)

上巻も面白かったんですが、下巻は更に面白い!ボルバンガー脱出からクマバトルまでの怒涛の展開にはゾクゾクしました。まさにページを繰る手が止まらない感じ。ライラの大胆不敵な策士っぷりがいいですねー。

神秘の短剣〈上〉 ライラの冒険II (新潮文庫)

神秘の短剣〈上〉 ライラの冒険II (新潮文庫)

「黄金の羅針盤」に比べるとかなりパワーダウンしてるかも。上巻はまだ伏線張りの段階のようで。新しい要素がいっぱい出てきてちょっと戸惑います。

神秘の短剣〈下〉 ライラの冒険II (新潮文庫)

神秘の短剣〈下〉 ライラの冒険II (新潮文庫)

この下巻の前半は凄く面白い!短剣獲得→真理計奪還の流れは相変わらずスピード感たっぷりではらはらしまくりのサスペンス演出です。ただ、後半はまた最終巻に向けての伏線張りになっちゃって残念。「神秘の短剣」上下巻ともに、ウィルが可哀想すぎやしませんか。一応児童書なのに…。シビアで容赦ない展開が凄いです。あと、アスリエル卿とイオレク・バーニソンが一回も出てこないのは詐欺だー。