公房再訪。
先週土曜の読売新聞夕刊に安部公房の「箱男」の紹介記事が出ていて(南伸坊のイラストがかわいい)、タイムリーさにビックリ。実は先日から読み返していたところだった。
こういう読めば読むほど発見がある作品を読んでいると、学生時代の感覚が甦って無性に論文が書きたくなる。入れ込みすぎて客観的な論理展開ができなくなるかもしれないけど、飽きることは無さそう。
大学の卒論に選んだトム・ストッパード作品は意外にも卒論以降一度も読んでいなかったりする。嫌いじゃないんだけど、面倒くさい。一度がっつり卒論テーマにしちゃうと、楽しむってことができなくなるのかな。
そうえいば卒論で参考に読んだ「ゴドーを待ちながら」はまた読みたい気もする。
安部公房の「笑う月」に出てきた「二人の浮浪者の話」はまるっきりゴドーのような気がするがどうなんだろう。
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YouTubeに出ていた前田美波里が謎のドイツ語歌を歌うシーンだけでもかなり期待できそうなのに…
Amazonで買うしかないか…
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