卒論

卒論面接が先月末に終わりました。担当教授にはコッテリしぼられましたが(笑)。とにかく、これで本当に解放された感じ。あとは卒業式まで暇人です。

昨日卒論を終わらせて提出しましたー。 よっしゃあああ! これで卒業できるー(涙) でもこの卒論、自己採点したら58点くらいかな… アイデア自体は自分でも悪くないと思うけど、料理の仕方がまずい。 字数(一万八千字)足りさせるために水増ししたってのも…

卒論はいよいよ忙しさが本格化してきた。締切日の一月十二日までブログ更新はおあずけかも。 少なくともほったらかし期間が長くなりそう。「アルカディア」の翻訳が終わって一段落。で、ほっとしたところで、久々に別の作品をと思い「ほんとうのハウンド警部…

ストッパードの「アルカディア」翻訳完了!細かい感想は後ほど。 とにかく、めちゃめちゃ泣ける良い話だった。ラストに向けての怒涛のどんでん返しと、それが破綻無く全て感動的な結末に結びついていく構成・伏線回収がまさに神業。っていうか不確定性原理と…

「メタシアター」(ライオネル・エイベル著)

面白かったのに、絶版かよ!私の卒論資料ってなぜか絶版率が異様に高い気がするんですが…。 呪われてる?

「アルカディア」の翻訳、やっと40ページ分(全体の3分の1)終わった〜。

同じくトム・ストッパードの「自由人登場」読了。処女作だけどイマイチ、みたいな評判を聞いていたが、そんなことは無く、じゅうぶん楽しめる出来だった。話の設定は、甲斐性なしな発明家のパパさんが主役ということでイプセンの「野鴨」を思い出す。でもそ…

トム・ストッパードの「Every Good Boy Deserves Favour」を借りてくる。 これ、初演時の配役を見たら、アレクサンダー(精神病院に収容されている政治犯):イアン・マッケラン、医師:パトリック・スチュワート となっており、先日「X-MEN」「X-MEN2」を連…

「不条理の演劇」(マーティン・エスリン著 小田島雄志訳 晶文社)

「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」研究のため、参考にサミュエル・ベケットの章を読んだのだが、図書館への返却日なのでせっかくだからと他のところにもちらちら目を通してみた。すると「不条理の伝統」の章でチャップリン、キートン、マルク…

翻訳やっと32ページ分終わったー(T∀T) それにしても和訳難しい…。英語圏でしか通じないネタとか歴史的人物がホイホイ出てくるのはいじめとしか思えん(笑)。まあでもそういう知識に関して微妙にトリビアゲットできるので勉強になりますです。ウィキペディ…

現在ストッパードの"Arcadia"を翻訳中。やばい、三日かかって12ページしか進められていない(※全部で130ページある。汗)。思わせぶりで皮肉な台詞って読んでる時は面白いけど、訳すとなるとめんどくささMAXなんですけど('A`) 訳してて思ったんだけど、…

図書資料の返却+新規貸し出しのためまた飯田橋へGO。 今度は「自由人登場」の翻訳と英文の「The Real Inspector Hound」(ほんとうのハウンド警部)、「Dogg's Hamlet, Cahoot's Macbeth」(ドッグ先生のハムレット、カフート氏のマクベス)を借りました。…

「夜も昼も」"Night&Day"

こちらも旅行の帰りの飛行機の中で読んだトム・ストッパードの戯曲。 タイトルからしてコール・ポーターの名曲そのものずばりなので、読んでいる最中ずっと映画「コンチネンタル」でフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが踊ったあまりにもロマンティ…

「リアルシング」"The Real Thing"

旅行の行きの飛行機の中で読みました。 1984年度トニー賞を5部門受賞した、トム・ストッパードの傑作ラブ・コメディ。洒落た皮肉な台詞の応酬が凄まじいです。文字で読んでるだけでも面白いけど、実際に上演してるところを見られたら楽しさ倍増だろうなあ。…

卒論資料をゲットすべく、他大図書館を利用しに再び飯田橋へGO。大学間で協定を結んでいるため、相互に図書館が使えるようになっているのです。 ここにはうちの大学に無い資料がたくさん揃っていてうらやましい。 入る大学間違えたかないやいやうちの大学…

卒論合宿で山中湖に来てます。超巨大ガエル発見。余裕で10㎝以上ありました。

「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」の幕場表をやっと書き終える。とりあえず第一稿を書いて九日から始まる卒論合宿に間に合わせねば。 それにしても、読めば読むほど良く出来た台本。細かい台詞に注目すると、密かにいろんなところがリンクして…

卒論に使う資料が大学内の図書館に無かったので、近所にある他大まで借りに行った。 お目当ての本は見つかったが、同時に前から読みたいと思っていたトム・ダーディス著「バスター・キートン」も発見。衝動的にこちらも借りたくなったが、既に卒論用に借りた…

「ゴドーを待ちながら」読了。第二幕はなんだかよくわからんけれど凄い勢いで読み進められた。凄いなコレ。もしかして第二幕の後に第一幕を読んでもつながるような循環構造になってるんだろうか。キリスト教的なモチーフは勉強不足のため注に頼らないとわか…

アマゾンに注文しておいたストッパードの戯曲集(5作収録のペーパーバック。洋書)が届いた。辞書並に分厚く(厚さ5㎝。593ページ…)、なぜか表紙がルネ・マグリット。「ゴドー」も読み終わってないのにどうしよう。Tom Stoppard Plays: Arcadia / the Rea…

「ゴドーを待ちながら」を楽しく読む方法。

以前読みかけてあまりの淡々とした物語(と言えるのかどうか…)と区別がつかない主人公二人に我慢できず途中で投げ出した作品。今回卒論で「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」をやる上では「ハムレット」並に不可欠なサブテキストらしいので、改…

「庭のイングランド」続きを読む。昔の庭ってかなり性的な意味合いがたくさん込められていたのだそうだ。へえ〜。

熱力学第二法則について書いてある本を図書館で予約。早く届かないかな。

とりあえず「アルカディア」読破が当面の目標。でも予備知識として調べておかなきゃいけないのがカオスとかフラクタルとか不確定性とか熱力学第二法則とか、聞いたことはあれど説明しろっていわれると「うぅ〜ん」となってしまうものばかり。難しそうだなあ…

参考資料に「近代劇の変貌 「モダン」から「ポストモダン」へ」を読む。「階段を降りる芸術家」「戯れ歌」「ドッグ先生のハムレット、カフート氏のマクベス」「アルカディア」の粗筋が出ていて助かる。教授が最高傑作と太鼓判を押した「アルカディア」はディ…

まだハムレット読み終わらない。大筋はわかってるからじっくり細部まで読み込もうと思って読み始めたのだが、いろいろ深読みしちゃってなかなか先に進むことが出来ず。うーむ、これだからシェイクスピアは恐ろしいのだ。

電車の中で「ローゼンクランツ〜」のモトネタであるシェイクスピアの「ハムレット」を読む。以前読んだときはハムレットの心情やドラマの構成にしか目が行かなかったが、「ローゼンクランツ〜」とのつながりを念頭において読むと”演じる”というテーマが恐ろ…

今日の卒論の授業で「卒論で考えたことを日記に書きとめておくように」とのアドバイスを教授から承る。毎日少しずつでも進めないと忘れてしまうんだそうな。せっかくだからブログに上げておこう。 研究内容はトム・ストッパードの「ローゼンクランツとギルデ…